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学生起業とは?学生起業家によるM&Aのメリット・デメリット、注意点を紹介

インターネットの普及とともに、起業のハードルが大きく下がりました。近年では、デジタルネイティブと呼ばれる学生による起業が大きく増えています。成功している学生起業家たちが、メディアで大きく取り上げられる一方、学生起業の実態やM&Aによる事業売却についてはあまり知られていません。

この記事のポイント

学生起業の現状、学生起業家によるM&Aのメリット・デメリット、注意点など、学生起業家の方が事業売却について知っておくべき内容を解説します。

 

学生起業の現状

学生起業の現状

近年では、Tech系を中心にスタートアップが注目され、盛んにメディアに取り上げられていますが、学生起業家の数も増加しています。なかには、中高生のうちに事業を立ち上げ、ビジネスとして成功している事例も見られますね。

特に学生の場合は、初期投資(設備・資金・時間)が少なくて済むIT業界での起業が多く見られ、初期のスタートアップにリスク資金を提供し、起業のサポートをするエンジェル投資家やベンチャーキャピタルも注目されています。

 

学生起業のメリット・デメリット

学生起業のメリット・デメリット

学生起業には、若さゆえにリスクを取りやすいというメリットがある反面、経験不足からくるデメリットもあります。

メリット

学生起業は、やりたいことに存分挑戦できるのがメリットの一つです。在学中であれば、大きな制約はありませんし、たとえ失敗したとしても就職という選択肢があるのは、学生の大きな強みであり、安心材料になります。

また、若者は情報感度が高く、デジタルネイティブと呼ばれるように、小さい頃からデジタル技術やサービスに慣れ親しんできます。ユーザー目線で考えられるということ、少ない資本や設備でビジネスができるということもあって、若者の強みが活きるIT業界で起業がほとんどです。

既に成功した学生起業家が、その後は投資家やメンターとして学生をサポートするケースも多くなっており、こうした人たちから支援を受けられるのも学生起業家のメリットです。社会人ではなかなか会えない人や場所・設備も、学生という身分であれば気軽に安価でアクセスできるケースも多く、こうした機会を活かして成功につなげていく学生起業家のケースも多いです。近年では、大学が母体となったアクセラレータプログラムや、ピッチコンテスト、起業志望者向けの設備など、大学側が企業を支援する動きも見られるようになりました。

個人のM&Aは失敗するのか?失敗しないために知っておきたいこととは?

デメリット

学業との両立が大変ということが第一のデメリットです。授業や試験などをこなしながら起業に取り組むということは、時間的にも精神的にも難しい面もあります。

また、学生は社会人と比べて信用を得にくいため、資金調達が難航したり、営業でもうまくいかなかったりするケースもあるようです。また、ビジネス経験の不足による失敗も数多く見られます。社会人が、ビジネスの基礎を身につけ、人脈を構築してから起業するのと比べて、イチから始めなければない部分が多いのは覚悟しておく必要があるでしょう。

また、経験不足につけ込んでくる人も少なからず存在します。会社として成功はしたものの、創業者利益があまり残らなかったり、自社を手放さなければならかったりするケースもあるようです。

 

学生起業のエグジット事例

学生起業のエグジット事例

学生起業について、成功者のエグジット事例を紹介します。主なエグジット手法である、IPOとM&Aの両方の事例を紹介します。

株式会社リブセンス

株式会社リブセンスは、2006年に早稲田大学在学中の村上太一氏によって設立されました。成功報酬型の求人情報サイト「ジョブサイト」を運営し、2011年には年商10億円を突破。史上最年少の25歳で東証マザーズに上場しました。

株式会社リジョブ

株式会社リジョブは、2009年に慶應義塾大学在学中の望月佑紀氏によって設立されました。美容やヘルスケアに特化した求人メディアの「リジョブ」を運営し、31歳の時に、株式会社じげんに20億円で事業を売却しました。望月氏は、売却資金を元手に新たな会社を立ち上げるなど、シリアルアントレプレナー(連続起業家)として活躍されています。

株式会社PoliPoli

株式会社PoliPoliは、2018年に慶應義塾大学在学中の伊藤和真氏によって設立されました。俳句に特化したSNSアプリ「俳句てふてふ」を、会社設立からなんと数ヶ月後に、毎日新聞社に事業譲渡しています。伊藤氏は、現在F Venturesでベンチャー投資にも参画しており、学生起業家のサポートも積極的に行っています。

 

学生起業とM&A

学生起業とM&A
ここまで、学生起業の現状やメリット・デメリット、 エグジット事例などを紹介してきましたが、ここからは、学生起業とM&Aについて、IPOとも比較しながら紹介していきます。

M&Aのメリット

一番のメリットは、IPOと比べて手続きが容易であるということです。IPOは、準備を始めてから一般的に数年かかると言われており、それに比べてM&Aは早ければ数ヶ月で完了することもあります。

また、IPOは株式市場への影響から、一定期間株式の売却に制限がかかることもありますが、M&Aの場合はすぐに株式を売却し、現金化できるのがメリットです。早期に創業者利益を得ることができますし、売却資金を使って、すぐに次のチャレンジに向かう創業者も多く見られます。

M&Aによって、事業の成長を加速させられるというのもメリットの一つです。買収先の経営資源を用いて事業を拡大することができますし、より効率的な運営することも可能になります。取引先や金融機関からの信頼も向上するため、取引条件が有利なものになったり、資金調達がしやすくなったりすることもメリットです。

M&Aのデメリット

M&Aのデメリットは、買い手との交渉が難航し、時間や手間がかかることです。買い手が特に大手企業の場合は、買い手側の有利な条件で交渉が進むこともあります。

また、M&A後には親会社の意向が強くなるため、企業文化や社風、組織や人事制度などが大きく変わることがあります。このため、従業員が辞めてしまうリスクも少なくありません。こちらは従業員の処遇についてはM&A交渉の中で十分に話し合っておくことや、従業員に対する説明を丁寧に行う必要があります。

買収者が、自社の取引相手の競合となることもあり、買収後に取引が停止させられるケースもあるようです。

M&Aの注意点

学生起業家は、ビジネスや交渉経験が不足していることが多いため、条件交渉は慎重に行う必要があります。事業としては成功していても、売却交渉がうまくいかなければ、創業者利益が減ってしまいます。これはM&Aによる売却交渉だけでなく、投資家から出資を受ける際の、出資交渉においても同様に気をつける必要があります。

また、M&Aで事業を売却する際には、その目的やビジョンを明確にする必要があります。大手の傘下に入って成長を加速させたいのか、エグジットをして次の挑戦をしたいのか、M&Aで成し遂げたいことによって、売却交渉の進め方やM&A後の事業運営のやり方が大きく変わってきます。

M&A専門家の活用もおすすめです。M&A仲介会社やプラットフォームを使いながら、売却先候補を見つけたり、売却プロセスをサポートしたりしてくれるため、経験不足や交渉力不足を補ってくれることが期待できます。

 

まとめ

この記事では、学生起業の現状、学生起業家によるM&Aのメリット・デメリット、注意点など、学生起業家の方が事業売却について知っておくべき内容を解説してきました。ポイントは以下になります。

ポイント

  • 学生起業家は増加している
  • 初期投資額が少なくて済むIT業界での企業が多い
  • 学生はリスクを取った挑戦がしやすいが、経験不足からくる失敗も多い
  • M&AはIPOと比べて短期間で株式を現金化することができる
  • M&Aの交渉においては買収者に対して力関係が弱いケースがある

事業だけでなく、エグジットにも成功している学生起業家は、M&Aでの事業売却のビジョンや目的を明確にし、経験不足な部分はM&A専門家の力も借りながら、売却プロセスを上手に進めているようです。

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